うつ病歴は転職時に隠すべき⁉︎

転職活動

こんにちは。FUUです。今回は過去にうつ病(精神疾患)を患ったことのある人向けの投稿となります。

転職活動時に転職エージェントや企業担当者などに病歴を聞かれた時に伝えた方が良いのかどうか、悩む方もいるかと思います。

結論は「言う必要はない」です。以下にその理由について解説していきます。

合否に使ってはいけない

まず最初の理由として企業も転職エージェントもあなたの病歴を理由に合否をつけることはできません。

厚生労働省が出している公正な採用選考の基本によると、仕事の適正や能力に関係のないことで採否を決めてはいけないこととされています。

うつ病に関しては誰しもなる可能性のある病気であり、それ自体が職務の適性や能力に関わることはほぼありません。(一部の仕事を除く)その為、聞いたところで合否には使えないですし、エージェントに関してはそもそも質問すらしてはいけないことになっています。

言うと落ちる

とはいえ、実際にはストレートに聞いてくる企業やダメなエージェントがいることも事実です。その際に、うつ病歴があると伝えた場合はまず確実に落ちます。

これが法令と実態の違いですが、やはり企業側としては休職リスクがある人を採用するのはとても難しい判断です。ましてエージェント経由で採用する場合は費用が100万円以上かかるため、より、慎重になります。

もしあなたが既に完治していて医師からも就業に問題なしと言われているのであればうつ病は伝えずに転職活動しましょう。

良い企業の見極めにもなる

上述の通り、本来職務に関係のないうつ病歴を合否に使うことはNGです。にもかかわらず直接聞いてくるような企業の場合は法令対応の意識が低いと言わざるを得ません。そのような企業に入った場合にサービス残業や育休の拒否など、散々な目に会う可能性もあります。そういった企業を避ける意味でも病歴を聞いてくるような企業への入社はやめておきましょう。

しっかりとした企業であれば病歴をストレートには聞かずに、「入社後に職場に配慮してほしいことや知っておいてほしいことは何かありますか?」という聞き方をしてきます。

まとめ

転職活動でうつ病歴について聞かれた場合は正直に答える必要はありません。また、そんなことを聞いてくる企業やエージェントにはろくなことがありませんので避けるようにしましょう。

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