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ボーナスをもらってから退職する方法|ベストなタイミングと損しない伝え方

退職の手続き

※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

「ボーナスをもらってから辞めたい。でも、もらった直後に退職を切り出すのは気まずい……」「もらい逃げだと思われないかな」——夏のボーナスを受け取ったこの時期、そんな悩みを抱えていませんか。

結論からお伝えすると、ボーナスをもらってから退職するのは、労働者として全く問題のない正当な行動です。ただし、就業規則の確認と「伝えるタイミング」だけは間違えてはいけません。

人材業界で働く現役のプロ(退職・転職相談500名超)の筆者が、ボーナスを確実に受け取って損せず退職するためのタイミング・伝え方・注意点を、実務目線で解説します。

結論:ボーナスをもらってから退職するのは問題ありません

賞与(ボーナス)は、これまでの働きに対する労働の対価としての性格を持つお金です。査定期間にきちんと働いた分の評価として支払われるものですから、受け取ってから退職するのは正当な権利であり、後ろめたさを感じる必要はありません

実際、退職のタイミングをボーナス後に合わせるのはごく一般的で、人事の現場でも「ボーナス支給後の退職者が増えるのは毎年のこと」という感覚です。会社側もそれを見越して人員計画を立てています。

ただし、確実に受け取るためには次の2点を押さえる必要があります。

  • 就業規則の「支給日在籍要件」を確認する
  • 退職を伝えるタイミングを「支給後」にする

順番に見ていきましょう。

まず就業規則の「支給日在籍要件」を確認する

多くの会社の就業規則(賃金規程・賞与規程)には、「賞与は支給日に在籍している社員に支給する」という条項があります。これを「支給日在籍要件」と呼び、過去の最高裁判例(大和銀行事件・最高裁昭和57年10月7日判決)でも原則として有効と判断されています。

つまり、支給日より前に退職日を迎えてしまうと、査定期間に働いていてもボーナスが1円も支給されない可能性があるのです。

確認する場所は次のとおりです。

  • 就業規則の「賃金規程」「賞与」の項目(社内イントラや総務で閲覧できます)
  • 「支給日」「在籍」というキーワードで条文を探す
  • 見当たらない場合も、支給日までは退職日を設定しないのが安全です

なお、支給日在籍要件の有効性やご自身のケースの詳細が気になる場合は、労働問題に詳しい弁護士や労働基準監督署に確認すると確実です。

なお、「規則を調べたり交渉したりする余裕がない」という方は、労働組合運営の退職代行ガーディアンに無料相談すれば、ボーナスや有給を踏まえた辞め方をLINEで気軽に確認できます。

ベストなタイミングは「支給後1〜2週間」で切り出す

ボーナスを受け取ったら、いつ退職を伝えるべきか。結論は、支給後1〜2週間ほど空けてから直属の上司に伝えるのがベストです。

時期 やること
6月下旬〜7月上旬 夏のボーナス支給・受け取り
7月中旬 直属の上司に退職の意思を伝える
7月下旬〜8月 引き継ぎ・有給消化
8月末〜9月末 退職日

冬のボーナスで辞めたい場合も考え方は同じです。12月上旬の支給後、12月中旬までに伝えて年末〜1月末に退職するスケジュールが目安になります。

法律上は、期間の定めのない雇用であれば退職の申し入れから2週間で退職できます(民法627条)。ただし、円満に辞めたいなら退職希望日の1〜1.5ヶ月前に伝えて、引き継ぎと有給消化の期間を確保するのが現実的です。残っている有給を全部使う方法は退職前の有給消化の記事で詳しく解説しています。

「もらい逃げ」と思われない伝え方

支給直後に切り出しても、法的にもマナー的にも問題はありません。それでも気まずさが残るなら、感謝を先に伝えるクッション言葉を使いましょう。

【伝え方の例】
「賞与をいただいた直後にこのようなお話になってしまい、心苦しいのですが……実は以前から考えていたことがあり、退職させていただきたいと思っています。これまで評価していただいたことには本当に感謝しています。」

ポイントは、感謝とお詫びを先に置き、結論をはっきり伝えることです。引き止められたときの返し方は退職の引き止めを断る方法と例文にまとめています。

損しないための注意点3つ

注意1:支給「前」に退職を伝えると減額されるリスク

賞与には、これまでの働きへの対価だけでなく「今後の活躍への期待」という性格も含まれるとされています。そのため、支給日前に退職の意思を伝えると、査定でボーナスを減額される可能性があります。実際に、退職予定者への賞与減額が一定の範囲で認められた裁判例も存在します。

ボーナスを満額受け取りたいなら、退職の意思表示は支給後にする——これが実務上の鉄則です。すでに支給前に伝えてしまい大幅に減額された場合は、弁護士法人ガイアなど退職トラブルに強い弁護士に相談する選択肢もあります。

注意2:退職日の設定で社会保険・退職金が変わる

退職日をいつにするかで、手取りが変わることがあります。

  • 社会保険料:月末退職か月末前退職かで、その月の保険料の扱いが変わります
  • 退職金:勤続年数の区切り(○年以上)で金額が変わる会社があります。賞与と同じく規程の確認を
  • 失業保険・給付金:退職後に受け取れるお金は退職後にもらえるお金7選で確認できます

注意3:転職先の「次のボーナス」も計算に入れる

見落としがちなのが転職先のボーナスです。多くの会社では賞与に査定期間があるため、転職後最初のボーナスは満額支給されないのが一般的です。

「今の会社の冬のボーナスまで待つべきか、早く転職すべきか」で迷ったら、賞与単体ではなく年収ベース+働く環境で比較しましょう。数十万円のボーナスのために、消耗する職場で半年耐えるのが合理的とは限りません。

どうしても言い出せないなら、退職代行という選択肢

「上司が怖くて切り出せない」「強い引き止めに遭うのが目に見えている」——そんな状況なら、退職代行を使う方法もあります。

ボーナスを受け取った後であれば、支給日在籍要件はすでにクリアしているため、退職代行を使ってもボーナスを返す必要はありません。労働組合が運営する退職代行なら、有給消化や退職日の調整も会社と交渉してもらえます。

ボーナスは受け取った。あとは辞めるだけ

会社に一度も行かずに、即日から出社せず退職できます。東京都労働委員会に認証された労働組合が運営する退職代行なら、有給消化の交渉まで任せられて24,800円。まずは無料のLINE相談で状況を聞いてもらえます。

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よくある質問(FAQ)

Q1. ボーナスをもらってすぐ辞めるのは「もらい逃げ」になりませんか?

なりません。賞与は査定期間の働きに対する対価であり、受け取ってから退職するのは正当な権利です。法律上のペナルティも一切ありません。

Q2. ボーナス支給前に退職を伝えてしまいました。減額されますか?

減額される可能性はあります。賞与には「将来への期待」分が含まれると解釈されるためです。大幅な減額や不支給で納得できない場合は、労働基準監督署や弁護士への相談を検討してください。

Q3. 退職代行を使ってもボーナスはもらえますか?

支給日を過ぎて受け取った後なら問題ありません。支給日前に退職代行で即日退職すると、在籍要件を満たさず受け取れない可能性が高いため、依頼のタイミングは支給後にしましょう。

Q4. 冬のボーナスまで待つべきか迷っています

賞与単体ではなく年収と環境で判断しましょう。心身をすり減らしている状態なら、次のボーナスを待つより早く環境を変えるほうが、長期的には得になるケースが多いです。

まとめ:ボーナスは堂々と受け取って、次の一歩へ

  • ボーナスをもらってから退職するのは正当な権利。もらい逃げではない
  • 就業規則の支給日在籍要件を確認し、支給日以降に退職日を設定する
  • 退職を伝えるのは支給後1〜2週間がベスト。支給前に伝えると減額リスク
  • 感謝を先に伝えるクッション言葉で、気まずさは最小限にできる
  • 言い出せないなら退職代行という選択肢もある(受給後なら返還不要)

ボーナスは、あなたがこれまで働いてきた分の対価です。堂々と受け取って、次のキャリアへ進みましょう。

もう、言い出せないまま冬まで我慢しなくていい

「切り出す勇気が出ない」「引き止めが怖い」なら、プロに任せるのも一つの手です。相談だけなら無料です。

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