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退職届・退職願の書き方【そのまま使えるテンプレ】封筒・渡し方・タイミングまで

退職の手続き

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「退職届って、何をどう書けばいいの?」「退職願とどっちを出せばいい?」——いざ書こうとすると、意外と手が止まるのが退職の書類です。

この記事では、そのまま書き写せる退職届・退職願のテンプレートと、封筒の書き方、提出のタイミングまで、この1ページで完結するようにまとめました。人材業界で働く現役のプロ(退職・転職相談500名超)の筆者が、実務でつまずきやすいポイントも補足します。

まず確認:退職願・退職届・辞表の違い

書類 意味 撤回 向いている人
退職願 「辞めさせてください」というお願い 会社の承諾前なら可能 円満に、相談ベースで進めたい人
退職届 「辞めます」という通告 原則不可 意思が固い人・引き止めが不安な人
辞表 役員・公務員が使う書類 一般社員は使いません

使い分けの結論はシンプルです。円満に進めたいなら退職願、強い引き止めが予想されるなら退職届。迷ったら、口頭で意思を伝えたあとに退職届を出す流れが確実です。

なお、法律上は書式の決まりはなく、会社所定のフォーマットがあればそちらが優先です。就業規則や総務への確認を先にしておきましょう。

退職届の書き方【そのまま使えるテンプレート】

白の便箋(B5またはA4)に、黒のボールペンか万年筆で、縦書きが基本です。

退職届

私儀

このたび、一身上の都合により、勝手ながら
令和◯年◯月◯日をもって退職いたします。

令和◯年◯月◯日
◯◯部◯◯課 氏名 ◯◯◯◯ 印

株式会社◯◯◯◯
代表取締役 ◯◯◯◯殿

書くときのポイントは4つです。

  • 理由は「一身上の都合」だけでOK——詳しく書く必要はありません。会社への不満は書かないこと
  • 日付は2つ——本文中の「退職日」と、末尾の「提出日」を間違えないように
  • 宛名は会社の代表者——直属の上司ではなく「代表取締役◯◯殿」。自分の名前より上の位置に書きます
  • 退職届は「退職いたします」、退職願は「退職いたしたく、お願い申し上げます」——語尾で意味が変わります

退職願にする場合の変更点

テンプレートの2箇所を変えるだけです。

  • タイトル:「退職届」→「退職願」
  • 本文:「退職いたします」→「退職いたしたく、ここにお願い申し上げます」

封筒の書き方と入れ方

  • 封筒:白無地・郵便番号枠なし(便箋がB5なら長形4号、A4なら長形3号)
  • 表面:中央に「退職届」(または「退職願」)とだけ書く
  • 裏面:左下に所属部署と氏名
  • 入れ方:便箋は三つ折り。書き出しが右上にくる向きで入れる
  • 手渡しの場合、封はしなくても構いません(のり付けする場合は〆マーク)

なお、「書類は書けるけれど、そもそも自分で出せる状況ではない」という方は、提出まで代行してくれる退職代行という手段もあります。違いは退職代行おすすめ17選の比較記事で確認できます。

いつ・誰に・どう渡す?【提出の作法】

先に口頭で伝えてから、書類はあとで出すのが正しい順番です。いきなり書類を突き付けると、角が立ちやすくなります。

  1. 直属の上司にアポを取り、口頭で退職の意思を伝える——切り出し方と例文は退職の切り出し方の記事にまとめています
  2. 退職日が固まったら、退職届(願)を作成——日付を確定してから書くと書き直しがありません
  3. 直属の上司に手渡しする——「お時間をいただきありがとうございました。こちらをお納めください」のひと言を添える

提出の時期は、就業規則の定め(1ヶ月前までに、など)に従うのが円満です。法律上は、期間の定めのない雇用なら退職の申し入れから2週間で退職が成立します(民法627条)。

受け取ってもらえない・破られた場合

まれに、退職届の受け取りを拒否されるケースがあります。その場合も慌てる必要はありません。内容証明郵便で会社宛てに送れば、申し入れの事実と日付が証拠として残り、そこから2週間で退職は成立します。

「受け取らない」「破られた」「怒鳴られた」——そんな状況の対処法は、会社が辞めさせてくれない時の対処法で詳しく解説しています。引き止めへの返し方は引き止めを断る例文集へ。

「書類を渡す場面」を想像しただけで胃が痛い方へ

退職の意思伝達から退職届の提出まで、あなたの代わりに進めてくれるのが退職代行です。東京都労働委員会に認証された労働組合運営の退職代行ガーディアンなら、会社と一切話さずに、有給消化の交渉まで任せられます。

退職代行おすすめ17選を比較する

よくある質問(FAQ)

Q1. パソコンで作成してもいいですか?

法的にはパソコン作成でも問題ありません。ただし慣習として手書きを好む会社もあるため、迷ったら手書きが無難です。署名だけは自筆にしましょう。

Q2. 印鑑は必要ですか?シャチハタでもいい?

法律上、押印は必須ではありませんが、慣習として押すのが一般的です。押す場合は認印(朱肉を使うもの)が無難で、シャチハタは避けるのが通例です。

Q3. 退職理由を具体的に書くよう求められました

書類上は「一身上の都合」で問題ありません。会社都合退職(倒産・解雇など)の場合は「一身上の都合」と書いてはいけません——失業保険の条件に影響します。迷ったらハローワークに確認を。

Q4. メールで退職届を出してもいいですか?

退職の意思表示自体はメールでも有効とされていますが、慣習面から原則は書面がおすすめです。対面拒否・出社できない事情がある場合は、メール+内容証明郵便の組み合わせが確実です。

まとめ:書類は「型どおり」でいい。大事なのは順番

  • 円満なら退職願、意思が固い・引き止めが不安なら退職届
  • 理由は「一身上の都合」の一行。不満は書かない
  • 白便箋に縦書き・宛名は代表取締役・封筒は白無地
  • 先に口頭で伝えて、書類はあと。この順番が円満のコツ
  • 受け取り拒否されたら内容証明郵便。2週間で退職は成立する(民法627条)

書類の完成度より、伝える順番とタイミングのほうがずっと大事です。テンプレどおりに書いたら、あとは深呼吸して、最初の一歩へ。

書類は書けた。でも渡せる気がしない——

それなら、プロに任せるのも選択肢です。あなたはもう、十分頑張っています。相談だけなら無料です。

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