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仕事に行きたくない朝はどうする?今日休むかの判断基準と連絡例文

労働問題

※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

目覚ましが鳴っても体が起き上がらない。着替えながら「今日、行きたくないな」と何度も思う。駅のホームで足が止まる——そんな朝を過ごしている人は、あなただけではありません。

厚生労働省の2025年の調査では、仕事や職業生活で強い不安・悩み・ストレスを感じている働く人は67.5%。3人に2人が、何かしらの重さを抱えて朝を迎えています。

人材業界で働く現役のプロ(退職・転職相談500名超)の筆者が、「仕事に行きたくない朝」に今日どうするかの判断基準と、休むときの連絡の仕方、毎朝続くときに考えたいことを整理しました。

結論|「行きたくない朝」は3つのタイプに分けて考える

タイプ1:今日だけ、なんとなく気が重い

疲れや寝不足、苦手な予定がある日によくある状態です。「今日やる最低限」だけ決めて出勤するか、余裕があれば有給休暇で休むのも選択肢です。

タイプ2:数日以上、ほぼ毎朝行きたくない日が続いている

一時的な疲れではなく、仕事の量や人間関係などの原因が続いている可能性があります。原因を書き出し、上司や相談窓口に相談してください。2週間以上続く、体の症状も出てきた場合は医療機関への相談も考えてください。

タイプ3:体が動かない・涙が出る・吐き気や動悸がある

心と体が「休んで」と出しているサインかもしれません。今日は無理に行かず休み、早めに医療機関を受診することを優先してください。

「消えたい」「死にたい」と感じているなら、今日すぐ相談してください

仕事に行くかどうかより、あなたの安全が先です。#いのちSOS(0120-061-338、24時間・無料)、よりそいホットライン(0120-279-338、24時間・無料)で話を聞いてもらえます。命の危険が迫っているときは119番へ。

迷ったら、「体に症状が出ているか」と「何日続いているか」の2つで判断してください。症状があるなら休む、続いているなら原因に手を打つ。気合いで乗り切ることだけが正解ではありません。

まず今朝やること|5分でできるセルフチェック

布団の中でもできる3つの質問です。当てはまるものが多いほど、今日は休むことを考えてください。

  • ここ数日、夜に眠れていない、または何度も目が覚める
  • 朝ごはんが食べられない、吐き気がある
  • 理由もなく涙が出る、胸がドキドキする、息苦しい
  • 会社のことを考えると、体が固まって動けない
  • 同じような朝が、もう何週間も続いている

ひとつも当てはまらず、「なんとなく気が重い」だけなら、今日は「午前中にこれだけ終わらせる」と最低限のゴールを1つだけ決めて出勤してみてください。全部をこなそうとすると、玄関で足が止まります。

今日休むと決めたときの連絡の仕方と例文

休むと決めたら、始業時刻より前に、会社のルールに沿った方法(電話・メール・チャットなど)で連絡します。理由は「体調不良」で十分です。詳しい病状まで説明する必要はありません。どうしても自分で連絡できないときは、家族に代わりに連絡してもらう方法もあります。いちばん避けたいのは、連絡をしないまま休む無断欠勤です。

電話で伝える場合

「おはようございます、〇〇です。朝から体調が悪く、本日はお休みをいただきたいです。急ぎの件は△△さんにお願いしてあります(またはメールでお送りします)。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」

メール・チャットで伝える場合(認められている職場のみ)

件名:本日の勤怠について(〇〇)
おはようございます。〇〇です。体調不良のため、本日はお休みをいただきたく、ご連絡いたしました。本日予定していた△△の件は、明日対応いたします。急ぎの連絡はこのメールにいただければ、確認できる範囲で返信します。よろしくお願いいたします。

有給休暇を使いたい場合は、「有給休暇を使わせてください」と一言添えます。有給休暇は労働者の権利で、取る理由を細かく伝える必要は原則ありません。ただし、当日の申請を有給として扱うかどうかは会社のルールによって違うため、就業規則を確認しておきましょう。有給の基本は有給休暇の消化の仕方で解説しています。

電話をかけること自体がつらい場合の伝え方は、電話で伝えるときのトーク例も参考にしてください。

なぜ朝、仕事に行きたくなくなるのか|データで見る原因

厚生労働省の調査で、強いストレスを感じている人に、その内容(3つまで)を聞いた結果です。

ストレスの内容割合
仕事の量39.5%
仕事の失敗、責任の発生等39.5%
対人関係(セクハラ・パワハラを含む)32.9%

出典:厚生労働省「令和7(2025)年 労働安全衛生調査(実態調査)の概況」(強い不安、悩み、ストレスと感じる事柄がある労働者を100とした割合)

仕事の量、失敗や責任への不安、人間関係——この3つが上位です。朝の「行きたくない」は、こうした原因が積み重なった結果として出てくることが多いものです。原因が分かれば、打てる手も見えてきます。

毎朝続くなら|原因別にできること

原因できること
仕事の量が多すぎる抱えている業務を書き出し、上司に「優先順位をつけたい」と相談する。長時間労働が続くなら、勤務時間の記録を残しておく
ミスや責任が怖い一人で抱えている判断を、上司や同僚と共有する。チェックの仕組みを一緒に作ってもらう
人間関係・ハラスメント記録を残し、社内の相談窓口や人事に相談する。改善しない場合は、総合労働相談コーナーなど社外の窓口も使える
仕事が合わない・やりがいがない異動の希望を出せるか確認する。社内で変わらないなら、在職中に転職を考える(転職エージェントの比較)
原因がはっきりしない気分の落ち込みや不眠が続いているなら、まずは医療機関や産業医に相談する

ハラスメントの判断の目安はパワハラと認められた事例、社外の相談先は相談窓口まとめで確認できます。

これは休んだほうがいいサイン|受診を考える目安

次のような状態が続いている場合は、気持ちの問題として片づけず、医療機関(心療内科・精神科など)や会社の産業医に相談することを考えてください。目安として、2週間以上続いているかどうかが一つの判断材料になります。

  • 気分の落ち込みや、何をしても楽しくない状態が続く
  • 眠れない、または寝ても疲れが取れない
  • 食欲がない、体重が大きく変わった
  • 朝になると頭痛、腹痛、吐き気、動悸が出る
  • 集中できず、簡単なミスが増えた

この記事は医学的な診断をするものではありません。不安な場合は、厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」で相談窓口を探すこともできます。ほかのサインは心が限界のときに出るサインにまとめています。

休職・転職・退職という選択肢

毎朝つらい状態が続くなら、「我慢して通い続ける」以外の道もあります。

休職する

会社に休職制度があれば、医師の診断書をもとに一定期間休むことができます。制度の有無や期間は就業規則で確認してください。病気やけがで働けない期間は、会社の健康保険から傷病手当金を受け取れることがあります。目安として、1日あたり「支給開始日より前の12ヶ月の標準報酬月額の平均÷30×3分の2」が、連続して3日休んだあとの4日目から、通算で最長1年6ヶ月支給されます。医師に働けない状態だと証明してもらう必要があり、国民健康保険の加入者は原則として対象外です。詳しくは傷病手当金の記事をご覧ください。

在職中に転職を考える

原因が職場そのものにあるなら、環境を変えることが一番の解決になることもあります。在職中に次を探せば、収入を途切れさせずに動けます。

朝がつらい職場から、少しずつ離れる準備を

転職エージェントなら、在職中でも無料で相談でき、求人探しや面接の日程調整を任せられます。今すぐ辞めるかどうかは、選択肢を知ってから決めれば大丈夫です。

もう出社できないなら、退職を優先する

休職や受診を考えても、どうしても出社できず、会社とやり取りすること自体が難しい場合は、退職の手続きを外部に任せる方法もあります。運営元によってできることや料金が違うので、退職代行の比較で確認してから選んでください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 行きたくない理由が自分でも分かりません。

理由がはっきりしないまま気分の落ち込みが続くこともあります。何に気が重いのか、紙に書き出してみると整理しやすくなります。不眠や食欲の低下など体の症状もあるなら、医療機関への相談を考えてください。

Q2. 休むと職場に迷惑がかかるので休めません。

体調が悪いまま働き続けて長く休むことになるほうが、結果的に職場への影響は大きくなります。1日休んで回復できるなら、それは仕事を続けるための判断です。

Q3. 月曜の朝だけ特に行きたくないのは普通ですか?

休み明けに気が重くなるのは珍しいことではありません。ただ、日曜の夜から憂うつで眠れない状態が何週間も続く場合は、仕事の量や人間関係などの原因を見直すサインと考えてください。

Q4. 体調不良で休むとき、診断書は必要ですか?

1日程度の欠勤で診断書を求めるかどうかは、会社の就業規則によって違います。数日以上続けて休む場合や休職する場合は診断書の提出を求められることもあるため、会社の規程を確認し、早めに受診しておくと安心です。

Q5. 休んだ日は何をして過ごせばいいですか?

まずは眠ること、食べられるものを食べることを優先してください。仕事のメールを見続けると休んだことになりにくいので、急ぎの連絡だけ確認したら通知を切るのがおすすめです。

まとめ|行きたくない朝は、休むか・原因に手を打つかを決める日

  • 働く人の67.5%が、仕事で強いストレスを感じている(2025年)
  • 「体に症状が出ているか」「何日続いているか」で、今日どうするかを決める。消えたい気持ちがあるなら今日すぐ相談を
  • 休むときは始業前に、会社のルールに沿って「体調不良」と伝えれば十分
  • ストレスの原因の上位は、仕事の量、失敗や責任、対人関係
  • 2週間以上続く、体に症状が出ているなら、医療機関や産業医に相談する

「行きたくない」と感じる自分を責める必要はありません。今朝の気持ちは、働き方を見直すためのサインです。今日できることを一つだけ選んで、まずは自分を守ってください。

※統計は厚生労働省「令和7(2025)年 労働安全衛生調査(実態調査)の概況」にもとづきます。本記事は医学的な診断を行うものではありません。

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